Grandfather's Clock        大きな古時計  作詞・作曲:ヘンリー・C・ワーク(Henry Clay Work)   視聴する

English lyrics
訳:布川 太郎 日本語の歌詞
My grandfather's clock was too large for the shelf,
So it stood ninety years on the floor;
It was taller by half than the old man himself,
Though it weighed not a pennyweight more.
It was bought on the morn
Of the day that he was born,
And was always his treasure and pride.
But it stopped short, Never to go again,
When the old man died..

Ninety years without slumbering
Tick, tock, tick, tock,
His life seconds numbering,
Tick, tock, tick, tock
It stopped short, Never to go again
When the old man died.

In watching its pendulum swing to and fro,
Many hours had he spent while a boy;
And in childhood and manhood the clock seemed to know,
And to share both his grief and his joy.
For it struck twenty-four
When he entered the door,
With a blooming and beautiful bride.
But it stopped short, Never to go again,
When the old man died..

My grandfather said, that of those he could hire,
Not a servant so faithful he found:
For it wasted no time, and had but one desire,
At the close of each week to be wound.
And it kept in its place,
Not a frown upon its face,
And its hands never hung by its side;
But it stopped short, Never to go again,
When the old man died..

It rang an alarm in the dead of the night,
And alarm that for years had been dumb;
And we know that his spirit was pluming its flight,
That his hour of departure had come.
Still the clock kept the time,
With a soft muffled chime,
As we silently stood by his side;
But it stopped short, Never to go again,
When the old man died. 
私のおじいさんの時計は棚に置くには大きすぎた
それで90年の間床に置いてあった
おじいさんの背丈よりさらに半分の高さがある時計
だけども重さはおじいさんとの違いはほとんどない
それは朝に買ってきた
おじいさんが生まれた日の
それからはいつもおじいさんの宝物であり誇りだった
だけど突然止まってもう二度と動かなくなってしまった
おじいさんが死んだ時から・・・

90年間休まず
チクタクチクタク
おじいさんの人生を数えながら
チクタクチクタク
突然止まってもう二度と動かなくなってしまった
おじいさんが死んだ時から・・・


時計の振り子が揺れるのを見ながら
少年時代の長い時をおじいさんは過ごした
子供の頃も大人になってからのことも
楽しいことも悲しいこともみんなその時計は知っている
なぜなら、24回も鐘を鳴らしたのだ
ドアからおじいさんが入ってきた時に
とてもきれいな花嫁と一緒にね
だけど突然止まってもう二度と動かなくなってしまった
おじいさんが死んだ時から・・・

おじいさんは雇うならこの時計だよと言っていた
これほど誠実な召使いはいない
時間は無駄にしないし、 一つしか要求しない
毎週末にネジを巻いてやることだけだ
立場をわきまえるし
顔をしかめたりはしない
両脇に手を下げるようなことも決してしない
だけど突然止まってもう二度と動かなくなってしまった
おじいさんが死んだ時から・・・


時計は真夜中に鐘を鳴らした
何年も鳴っていなかったその鐘を
おじいさんの魂が飛び立つことをみんなに教えた
おじいさんの旅立つ時が来たことを
それでもなお時計は時を刻んだ
やさしく弱々しい鐘の音で
みんながそっとおじいさんのそばに佇む時
だけど突然止まってもう二度と動かなくなってしまった
おじいさんが死んだ時から・・・ 

大きなのっぽの古時計
おじいさんの時計
百年いつも動いていた
御自慢の時計さ
おじいさんの
うまれた朝に
買ってきた時計さ
今はもう動かない
その時計



百年休まずに
チクタクチクタク
おじいさんと一緒に
チクタクチクタク
今はもう動かない
その時計



何でも知ってる古時計
おじいさんの時計
綺麗な花嫁やってきた
その日も動いてた
うれしいことも
悲しいことも 
みな知ってる時計さ
今はもう動かない
その時計

真夜中にベルが鳴った
おじいさんの時計
お別れの時が来たのを
皆に教えたのさ
天国へ昇る
おじいさん
時計ともお別れ
今はもう動かない
その時計       


 Note (Memorandum)(Memo)

英語の歌の詩の技巧・・・韻(いん)、韻を踏む(rhyme)   行の語尾の音をなるべく合わせて響きを良くすること。           

 (例)shelfとhimself、floorとmore、mornとborn、prideとdied、slumberingとnumberingなど。2番以降はみなさんが見つけて下さいね。


時計の種類・・・watch(腕時計、携帯する時計)、clock(掛け時計、置時計)、grandfather clock(大きな置時計)、grandmother clock(やや大きな置時計)



歌詞の比較・・・日本語の歌詞ではおじいさんは100歳まで生きたことになっているが、英語では90歳。また、英語の3番の歌詞が省かれている。3番の歌詞で、おじいさんが亡くなったあと時計がなぜ止まったかがわかる。

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